母の誕生日
母は今年の11月で89歳の誕生日を迎えた。数年前までは姉妹・孫などは集まって
祝っていたが孫たちもそれぞれ独立したり、仕事におわれて時間が取れなくなって
3年前から集まらなくなった。各自祝いをしている状態で今年も花などが届いていた。
来年は90なので集まって祝いをしてあげたいと思いっています。
午前中は、いつもように予約しているタクシ−で池上の病院に行き、診察・リハビリ・
点滴をして帰ってきました。普段家の中であまり、動かないで過ごしているので病院の
日は疲れるようで食事を済ませると午後は昼寝をしてしまいます。
今日は最近夜中のトイレでベット脇にある簡易トイレでもすべり転ぶため、練習を何度
か繰り返ししてみました。持ち方が悪いようでそのために転んでしまうようだった。
何度か練習をするとスム−ズに出来るようになったが、いざ一人でしてみると以前の悪
いくせが直らないようです。体で覚えるまで何度か、繰り返さないとだめみたいです。
誕生日だったのでケ−キを買ってろうそくを立てあげると父も母もにこにこしていた。
さすが89本のろうそくはむりなので略して9本のろうそくの火を消そうと息を吹きかける
がなかなか消えない。そばにいた父がたまりかねて息を吹きかけようやく消え、食事も
あるため、少し皿にのせてあげるとおいしいとうれしそうに食べていた。
写真を撮ってあげようと父に母の肩に手をかけてもらうとふたりはにこにこしていました。
後日、この写真を大きくプリントアウトしてプレゼントしたら、二人はとても喜んでいた。
これからの二人の残りの時間が笑顔であって欲しいと心から願った。
日常何もなく無事に過ごすことばかりを考えていたが時にはイベントがあることも必要
な気がしています。
認知が進行しても何も感じないということは無くうれしいと思うことは心に感じていますね。
2005-11
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