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第三回  ハ−ブを食する
 多くのハ−ブは香辛料として使われています。
  日本ではシソ、ショウガ、山椒、わさび、唐辛子など昔から使われて来ています。
  日常でもコショウ、ガ−リック、ロ−レル、八角(タ−メリック)、マスタ−ド、なども
  料理に欠かせない香辛料の一つでしょう。

 数あるハ−ブをもっと料理に使って食卓に変化をつけましょう。

 料理のハ−ブというとブ−ケガニルとフィヌゼルブの使い方があり、前者は料理の
  始めに鍋などに入れて煮込み、食卓に出す前に取り出して使い、後者は料理の出
  来上がる時に合わせるもので、そのものの味や香りを楽しみます。
 
  ブ−ケガニルには、ゲッケイジュ、タイム、ロ−ズマリ−他があり、フィヌゼルブには、
  パセリ、チャイブ、タラゴン他があります。

 フレッシュハ−ブとドライハ−ブを料理に使うときは、フレッシュは香り、味が新鮮で
  マイルドなので多目に使っても失敗はないが、ドライハ−ブは香り、味とも凝縮されて
  いるために使いすぎないように気をつけましょう。
  ティ−と同じように1対3の割合と覚えておきましょう。

 1・・・下準備として軽く水洗いをして水気を取っておきましょう。
   2・・・煮込む場合は、いくつかの包丁で手早く切ります。
      時間が経つと酸化しやすく、香りも弱くなってしまうので、出来るだけ直前に用
      意をします。
   鶏肉の香草焼き
材料・・・ 鶏肉・レモン汁・粒マスタ−ド・ニンニク・(すりおろす)・塩・コショウ
ミント・タイム・ロ−ズマリ−・マジョラム・オ−リブ油
    1・・ レモン汁・粒マスタ−ド・ニンニク・塩・コショウをまぜる。
    2・・ その中にミント・ロ−ズマリ−・マジョラムを入れ合わせてオリ−ブ
油を少々入れる。
    3・・ 鶏肉の皮の間に混ぜ合わせたものをいれる、表面にバタ−を塗って
180度のオ−ブンで約30分焼く。
        トマトとバジルのスパゲティ
材料・・・  スパゲティ・完熟トマト・ニンニク・オリ−ブ油・塩・黒コショウ・バジル
   1・・ トマトとニンニクは、祖みじん切り、バジルも水気をとってみじん切りにする。
   2・・ スパゲティを固ゆでにする。
   3・・ スパゲティをゆでている間にフライパンにオリ−ブ油を熱し、ニンニクを炒め、
トマトを入れ3分くらい煮て塩・コショウで味をととのえ、バジルを入れ1分、
煮る。
   4・・ 3の中にゆであがったスパゲティを入れ、全体にからませる。
ミント・・・・・消化    タイムのど・・・・・咳   ロ−ズマリ−・・・胃健・殺菌作用
マジョラム・頭痛・消化    バジル・・・消化剤
ニンニク・・・・・・疲労回復・血圧・コレステロ−ル  
 薬と違って即効性はないが、毎日食べることによって健康な身体を作ります。
   ほんの少し加えることで料理の味も一味違ってきます。
   最近はス−パ−などでも手軽に購入できるものもあるので、ぜひ、使ってください。
   きっと、美味しく変身した料理の味を感じられることでしょう。

 はじめは少量から使い、いくつか組み合わせてオリジナルのレシピを楽しみましょう。
                                                     文子
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