父の腕の捻挫(妹の介護)
先日、父が何をしたのか、腕が痛いと言うので服をまくって見てみたら、左の腕の上方が腫れていた。
どこで打ったのか?何をしたのか?勿論話しを聞いても答えがない。
ヘルパ−さんや母に聞いても転んだ事もないらしい。物を動かす事が好きで暇さえあれば何でも移動
させているのでベットか、ソファ−を動かしている時に何かあったようだ。
翌日整形外科に連れて行くと捻挫との事、幸い骨には異常がなく、処置をして頂き、2〜3日で痛みも
取れ、事なきを得た。認知症のため、自分の体力の限度を超えた行動を取ってしまうようです。
周りも気をつけていても家の中で動いているとどこまでが本人の限度か、見分けがつきにくいのでこの
ような事故も起こることがあります。
まだ、痛みを伝えることができるからいいのですが、認知症の行動は目配りをして時に行動抑えること
も大切だと思います。
怪我は気をつけていても起こってしまいますが、認知症では、行動に目を向けていることで防げる事故
や怪我もあることがわかりました。
父はきっと昔の仕事をしているような気持ちになって動いているのだと思います。
父の姿を見ていると働き者だった昔の父がダブって見えます。
2005-11
inserted by FC2 system