栄養士;久我香津恵
体を支える
臓器を守る
カルシウムを蓄える
骨髄で血液成分(赤血球・白血球・血小板など)を作る
☆ 骨折をきっかけによる寝たきりになること
☆ 背骨が圧迫されてつぶされていく(圧迫骨折といいます)
☆ 背中や腰などに骨折に伴う痛みが出てくることがあります
☆ 痛みのために日常生活での動作が制限され、行動範囲も
   狭くなってしまいます
< 加齢 >
性ホルモン生産の低下のほかに年をつると骨芽細胞(骨をつくる細胞)の働きが
弱くなります。また、腎臓の働きも低下するため、活性型ビタミンDが作られにくく
なったり、食事の量が少なくなったりするため、カルシウムの呼吸量が低下します。
< カルシウム摂取量が少ない・偏食 >
乳製品をとっていなかったり、偏食して栄養バランスが偏ったりすると食事から
カルシウムなどが十分にとれなくなります。
< 閉経 >
閉経に」伴って女性ホルモンが急激に低下すると破骨細胞(骨を壊す細胞)の働きに
骨芽細胞の働きが追いつかなくなります。
< 運動不足 >
適度な運動で骨に刺激を与えると骨は丈夫になります。反対に運動しなくなると骨は
だんだん弱くなっていきます。
< 日光に当たらない生活 >
日光に当たると皮下でビタミンDが合成されます。ビタミンDは腸からカルシウムを
吸収するために必要な物質です。
< 喫煙 >
ニコチンは、腸からのカルシウムの吸収を阻害し、カルシウムを尿中に排出します。
また、骨芽細胞の機能低下も引き起こします。
< 嗜好品の取り過ぎ >
コ−ヒ−などに含まれるカフェインのとり過ぎや適度の飲酒は骨の減少につながり
ます。
< 極端なダイエット >
食事を極端に減らすダイエットは、栄養不足、特にカルシウム不足の原因になり、
骨量の減少を招きます。
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つづく
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