お食事コラム
高脂血症のための食事療法
                                            栄養士:久我香津恵
〜高脂血症とは〜
コレステロ−ルや中世脂肪などの脂質が血液の中に
非常に多くなった状態を高脂血症といいます。一般
的に太っている場合に多く、脳梗塞や心筋梗塞などの
原因となる動脈硬化を起こしやすくなっていきます。
1) 遺伝的なもの
2) 偏った食生活・・・1番多い
3) ストレス
4) 運動不足       等
1) コレステロ−ルの高いタイプ
2) トリグリセリド(中性脂肪)の高いタイプ
3) コレステロ−ルとチリグリセリド(中性脂肪)の
両方高いタイプ
1) コレステロ−ル(TC)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・220mg/dl
2) トリクリセリド(中性脂肪)(TG)・・・・・・・・・・・・・・・150mg/dl
3) 低比重リポたんぱく質コレステロ−ル(LDL-C)・・130mg/dl
4) 高比重リポたんぱく質コレステロ−ル(HDL-G)・・・40mg/dl
(善玉コレステロ−ル)
☆ コレステロ−ルって何?
コレステロ−ルは副腎皮質ホルモンや性ホルモンを合成する材料、原料であり、
細胞膜の成分の1つでもある。そのため、人間が身体を維持するうえで、不可欠
な成分です。コレステロ−ルは多すぎても少なすぎても問題があり、適度なコレ
ステロ−ル値を保つことが大切です。
低い コレステロ−ル 高い
脳出血が多い 心筋梗塞が多い
2種類のコレステロ−ル
善玉コレステロ−ル(HDL) 総コレステロ−ル 悪玉コレステロ−ル(LDL)
LDLが拾い集めて肝臓に運ぶ 血管などを溜めて動脈硬化の大きな原因となる
続く
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