第六回  美容と老化防止に 
ハ−ブにはさまざまな効能があります。その中で香りを楽しみながら
老化を防止や疲れた肌に活力を与えて毎日の暮らしを生き生きと
過ごしましょう。
身近にあり、家庭でも栽培が出来き、手に入りやすいバ−ブです。
紅茶 気分転換・疲労回復 脂性肌を整える
タイム 防腐作用・殺菌作用 歯磨き・石鹸・トニック他に使われる
ラベンダ− 心身を鎮静させる・ストレス 生き生きとする肌作り
ロ−ズマリ− 消毒作用 防臭・体臭を消す・脱毛やふけ防止
セ−ジ 消毒・防腐抗菌作用 防臭・体臭を消す・脱毛やふけ防止 
ハイビスカス 新陳代謝・身体をアツカリ性 収れん性
ロ−ズヒップ 利尿作用 シミ・ソバカス予防
マロウ 鎮静・鎮痛作用 皮膚をなめらかに・シミ・ソバカス
レモンバ−ム 全機能を整える 乾性肌
ペパ−ミント 全身の代謝・脳・神経を活性 収れん性・肌をリフレッシュ
ロ−ズ 女性の生理機能を正常 肌質を整える
ここにあげたものは一例です。ハ−ブの種類は多く沢山の活用効果があります。
香りも大切な役割を果たします。
ハ−ブソ−プを作ってみましょう。
肌質や用途を考えて2〜4種類のハ−ブを選びましょう。
使用感はしっとり、すべすべの肌を作ります。
しっとりなめらか… バラ・カモマイル・マリ−ゴルド
すっきりタイプ…… ミント・ゼ−ジ・マリ−ゴルド・タイム
さわやか………… ミント・ロ−ズマリ−・タイム
材料(8〜10個分)
   石鹸粉‥500g  ハニ−…30cc  ドライハ−ブ…1/2カップ  ボ−ル  ヘラ
1‥ ミルクパンに熱湯300ccと1/2カップのドライハ−ブを入れ、極弱火で約10分
加熱して冷ます。
2‥ ボ−ルに石鹸500gとハ−ブエキス100ccとハニ−を入れてよく練り合わせる。
ヘラでもよいが手の方が混ざりやすいです。
3‥ 残りのエキスを手水に使い、好みの形や大きさにします。
4‥  出来上がったソ-プを風通しのよいところで裏表を乾燥させ、保存します。
5‥ ドライハ−ブを刻んで練りこんだり、仕上げに花弁や葉をつけると目印にもなります。
石鹸は無香料・無着色のものを使う・固形のものはおろしがねでおろす粉末
状態はそのままで使用する。
色むら無く十分に練る。
刻んだり、仕上げにのせたハ−ブにかびがでないように乾燥・保存に注意する。
ハ−ブロ−ションを作りましょう
保存剤は使用しないので冷蔵庫で一週間で使い切るようにします。
多めに作りすぎた時はアイスキュ−ブにしておきましょう。
顔だけでなく、全身のカサついているところに使いましょう。
しっとり肌 ジャ−マンカモマイル・マリ−ゴルド・ハニ−・消毒用アルコ−ル
美顔肌 リンデン・ロ−ズ・ラベンダ−・ハニ−消毒用アルコ−ル
シミ・ソバカス マシュマロウ・ラベンダ−・ロ−ズヒップ・ハニ−・消毒用アルコ−ル
材料
  ドライハ−ブ(ティの3倍の濃度)  ハニ−  ミルクパン  ガ−ゼ  ビン  消毒用アルコ−ル
1… 材料を計り、ドライハ−ブ小さじ3に150ccの熱湯を入れ、火にかけてまぜる。
2… 沸騰したら火を止め、はに-を入れてよくかきまぜ、ふたをして自然にさます。
3… ガ−ゼなどで絞りながらこし、ビンに移します。
4… サッパリした使用感がよければアルコ−ルを5〜10cc加えるとよい。
肌の弱い人は少なめか、入れないほうがよい。
消毒用アルコ−ルは70%前後のアルコ−ルを使用するが、10%以下にする。
一週間から10日くらいで使い切る程度に作る。腐敗が進むと肌に炎症を起こします。
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